ラーゲリより愛を込めて

映画『ラーゲリより愛を込めて』観ました。
予告編も見ずあらすじの知識も入れないで
何も知らずに映画館に行って大正解でした。

ソ連が満州に侵攻してきた場面から始まり
シベリアの収容所に抑留されている場面が
展開されて最後のシーンに繋がっていって。

どの役者さんもステキだったと思いますし
噂に聞いたとおり涙腺崩壊が激しいですが
後に尾を引くような重たさはなかったです。

私が観たときも映画館の中ではあちこちで
すすり泣いている様子が伝わってきました。
涙もろい人は小さなタオルが必要でしょう。

形あるモノは暴力的に奪われてしまっても
頭の中で考えた記憶までは誰にも奪えない
といった感じの台詞がとても印象的でした。

ロシアがウクライナを侵攻している現在も
同じ抑留の悲劇がないようにと願いますし
他所でも決して再び起きないよう願います。

人生の生き方を考えさせられるこの映画は
ぜひ映画館に足を運び大きなスクリーンで
どっぷり浸かって観るのをオススメします。