お墓の行く末について想うのは

2022年4月6日(水)

220406
墓じまいでご一緒した墓石屋さんの話です。
田舎の墓園では墓じまいと新規のお墓だと
最近は9対1の割合になっているそうです。

一度離れた子ども世代は戻ってこないので
過疎化が進んで空き屋が増えるのと同じく
墓じまいする件数が圧倒的に多いようです。

墓じまいされた墓石は産業廃棄物となって
小さく砕かれたあと埋め立て地に運ばれる
というのが大多数のお墓の行方だそうです。

全てのお墓が廃棄されるとは限りませんが
多くの費用と労力を費やして建立されても
数十年で消えていくと思うと切ないですね。

昔の墓石は柔らかくて雨に削られていって
埋葬されたお骨も分解され土に戻っていき
長い年月を経るうち自然に還っていました。

そういう埋葬に戻していけたらいいですね。