大切なペットを亡くしたグリーフ

2022年3月28日(月)

220328
愛しいペットをある日突然亡くされた方が
近く四十九日を迎えるので納骨するのだと
仰ったとき寂しそうな顔をされていました。

まだどこかこの辺りにいるような気がして
その子が居た所に自然と目が向いてしまい
つい声を掛けそうになってしまうようです。

でもお仏壇の脇の骨箱に前にやってきては
そこに居るかのように話しかけているから
納骨したら話しかける場がなくなるわけで。

心の中は丁重に供養してやりたい気持ちと
ずっと側に存在を感じておきたい気持ちと
矛盾する気持ちが入り混じってるそうです。

その一方で冷凍庫を開けてアイスを見たら
太らないようにと分けてやらなかったけど
もっと食べさせてたらよかったと思ったり

ずっと散歩するとき連れて行っていたので
亡くなったことを誰かに言うのがつらくて
外に出るとき人を避けるようにしていたり。

在りし日の姿を回想して思い出を話したり
後悔するような想いが湧き起こってきたり
いろんなグリーフを話してくださいました。

まるで幼な子を亡くされておられるようで
愛しいペットと死別する悲嘆も深いですね。