安堵するのが申し訳なかったけど

2022年3月5日(土)

220306
ご縁があっておつとめしたお葬式でのことです。
亡き方のことを喪主さまから伺っていたとき
「肩の荷が一つ降ろせてホッとした」と仰いました。

二年前にご長寿だった親御さまの葬儀を出されて
独身の弟さまもこのたび葬儀を出されたのですが
最後に叔父さまがもう一人いらっしゃるそうです。

哀しい気持ちもあるけど安堵する気持ちも強くて
複雑な思いを抱えたお葬儀でいらしたようなので
今回はグリーフのことをいろいろとお伝えました。

その話を聴かれて大いにホッとされたようでして
お通夜もお葬儀もお念仏をご唱和くださいました。
亡き方へのお念仏は自分のためでもありますので。