哀しいけどどうもしてやれず

2022年1月7日(金)

220107
大通りの横断歩道に哀しい鳥の骸がありました。
地上に降りていたら自動車に轢かれたようです。
既に何台も通った後らしく姿を留めていません。

横断中に気づいたので渡りながらお念仏しました。
信号が変わると次々と上を通り過ぎて行きました。
どうもしてやれずただ去るしかありませんでした。

日が落ちてからまたその場を通ったのですが
何度も何度も車の下敷きになってしまっていて…
パッと見ただけでは全く分からなくなっていました。

どんな生き物も等しくいつかは必ず命を終えますが
諸行無常とはいえ傷ましく感じてしまう最期でした。
夜空の街灯の向こうには三日月が浮かんでいました。