しっかり聴いていてくださった

2022年1月3日(月)

220103
今年最初のお葬儀をおつとめしてきました。
昨年末ご逝去で急げば年内ギリギリでしたが
年明けまで一緒に過ごせるよう選ばれていました。

いつお迎えがきてもおかしくない状況だと
お医者さまに言われていらしたそうですが
喪主さまが退院されるまで待っておられました。

喪主さまのご伴侶が毎日病室へ通って行き
「もうちょっと待っていてくださいね」と
枕元でずっと語りかけていらしたそうです。

喪主さまを待っていてくださったおかげで
再び病室へお見舞いに伺うこともできて
お顔を見てお見送りすることもできたのです。

昔からずっと耳は最後まで残ると言われていて
反応がないように思えても確かに聴いておられる
という話を何度も伺ってきています。

今回のお話もきっとそうだったのだと思います。
その答えはいつか自分がお迎えいただいたときに
合ってたと分かって安堵できるだろうと思います。