子を思う親の想いと子の想い

2021年10月4日(月)

211004
先日お葬儀でご縁のあった方からの相談です。
ご主人が全国を転勤で巡っていらした方でして
菩提寺もお墓もお仏壇もお持ちではありません。

奥さまはお墓もお仏壇も構えないおつもりで
遠方の子どもたちの近くで樹木葬や海洋散骨にして
次世代に後の負担を一切残したくないそうです。

でもお子さまたちはまだ途惑っておられるようなので
急がず時間をかけてでも皆さまが納得できるかたちを
しっかり話し合ってから決めるようお伝えしました。

あまりにも何も手が掛からなくて楽な状況すぎると
丁重にご供養した気持ちになれないこともあります。
ご供養のかたちは人それぞれ想いが違いますからね。