デスカフェで認知症とあいまいな喪失を

2021年9月18日(土)

210918
今宵はオンラインでのデスカフェに参加しました。
3回目にしてすっかり運営側の立場になっていまして
ご参加の皆さまと一緒に語り合う時間を過ごしました。

デスカフェなので「死」について考えて話すのですが
今回のテーマは「認知症」と「あいまいな喪失」でして
友人の場合と自分の場合について2つの問いがありました。

一つめの友人はコロナ禍でお葬式の参列が遠慮されがちで
さらに家族葬という名目でお葬式が小規模化しているので
知らない間にお別れしていたという場合の一例でした。

やはり何かしらの形で友人との別れの場が欲しくなったり
後からでも自分としての区切りをつける方法を探したり
誰かと思い出や想いを共有し吐露できる場が欲しくなりますね。

二つめの自分は独り身の生活だという想定に立ったうえで
認知症で独り暮らしができなくなり施設へ入ることになったら
何を思いどういう行動をするかを考えるというものでした。

人によって目を向けていく方向が過去もあれば未来もあって
抗うのか抗わないのか、苦悩するしない、委ねられるか…など
いろんな経験と視点と考え方に触れられたのは良かったですね。

たくさんの気づきがあったけどモヤモヤもいろいろと残ってまして
手放せたら楽になれるというのは難しいだろうなぁと思っています。