大切な人たちを想う後ろ姿を見せる

2021年8月30日(月)

210830
3回忌のご法事のあとご参列の皆さまとしばらくお話をしました。
お施主さまはご主人を亡くされてお独り暮らしをされていますが
普段から娘さまが何かとお世話をしてくださっているそうです。

「主人だけでなく私の姉妹もみんな次々と亡くなりましてね。
私は一番末っ子だったんですがみんないなくなって寂しいです。」
娘さまも「一人ぼっちになって寂しい寂しいと言うんですよ」と。

亡き方々を想って寂しい気持ちになるのは悪いことじゃないと思います。
それだけ皆さまのことを大切に思っていらっしゃるから寂しく感じるわけで
仏さまのおそばで皆さま有り難く受け止めてくださっていると思います。

そして今その後ろ姿を見ていらっしゃるお子さまお孫さまたちにとっても
とてもステキなお手本となるお姿を見せてくださっていると思います。
それがお子さまお孫さまに「手を合わせること」を伝えていくことになりますので。