お守りをするのも何かのご縁で

2021年5月28日(金)

210528
何年か前にご挨拶して名刺をいただいていたので…
ということで遺品整理業の方から電話がありました。
身元引き受けを断られている方のご遺骨の相談でした。

司法書士さんから遺品整理の見積もりを頼まれたとき
ご遺骨をどうしたものか困っておられたのですが…と。
すぐに司法書士さんにつないでもらい詳しい事情を伺いました。

後見している方が諸々の事情によりご親族と無縁でいらして
身寄りがなくても納骨してもらえる場所を探しておられました。
そこで広島市営高天原墓園の合葬墓のことをお伝えしました。

葬儀はせず炉前の読経も不要ということなのですが
行方が定まるまで一時的に預かって欲しいというので
ご遺骨はひとまずお寺でお預かりすることにしました。

誰にも悼まれずお経をあげてもらえないのは哀しいことです。
当面の間お寺でお守りをするのも何かのご縁なのでしょう。
明朝より日々のおつとめの中でご回向することにします。