生涯現役の看板娘の旅立ち

そもそものきっかけは友人からの相談でした。
「友だちの話だけど、どうしたらいいのか教えて」と。
ご縁を賜って私がお宅でのお葬儀をおつとめしました。

孫の誕生を控えて広島の娘の元に引っ越してから
最晩年までラーメン屋の看板娘としてお店に立って
人生の半分をここで過ごしてこられたお祖母ちゃん。

ご家族がぜひともご自宅から送り出したいということで
棺に入れられないけどお祖母ちゃんのお部屋でおつとめして
最後の最後もお店で棺に入っていただいて出棺となりました。

火葬場での食事もぜひ一緒にとお声掛けをいただきまして
まるで親戚の一人のように感じる温かな雰囲気の中で
いろんな話を聞かせていただいてご収骨もご一緒しました。

ご生前のお祖母ちゃんにお店で会って話がしたかったなぁ…
お元気なときにお目にかかれなかったのがとても残念です。
でもいつかご一緒できる日がくるのを楽しみにしておきます♪