否定せず魅力を掘り起こす

2021年4月9日(金)

210409
平和大通りをもっと魅力的にすることができないか
という検討に意見を求められたことがありました。
幅広く調べたまとめを聴かせていただきました。

とても丁寧な資料をもとに説明を伺ったところで
感想を尋ねられたので率直に申しあげました。
あれもこれも盛り過ぎると全体的にボケてしまう、と。

かつて社会人としてプレゼン資料を作っていたころは
微に入り細に入り作ったあとで必ず受けていた指摘と同じです。
自分の粗は気づけないんですが他人の粗は目に付くんですよね。

もちろん否定するのではなくて建設的な意見を伝えています。
平和大通り沿いのお寺を預かって拠点としていますので
魅力的にな広島の未来を一緒に見てみたいですから。

気になったのは原爆投下後の焼け野原を復興させるにあたり
世界中から「供木」された樹木への関心が低いことです。
歴史の中に埋もれてしまうともったいなさすぎます。

それぞれの樹木にあったはずの物語が分かるといいですよね。
被爆樹木だけでなく供木樹木にももっと注目してもらうことは
新たな角度から平和について考えるきっかけになり得ると思います。

緑豊かな平和大通りがどう移り変わっていくのか興味津々です。