ものがたりに触れて美味しさが増す 2021年4月5日(月) 「地元の成金饅頭をご賞味いただきたくて持参しました」九州から車でお参りされた方がお持ちくださいました。「中に大きなモノも入っているのでお楽しみください」と。 お供えした後で包みを開けて驚きました。饅頭と言いながら見た目はどら焼きでしてその中の一つが大きくてずっしりしていました。 同封のしおりに成金饅頭が誕生ストーリーが書かれていました。日露戦争後の明治のころは景気の変動が激しかったようで投機に失敗して抱えた在庫のうずら豆処分で始めた饅頭だそうです。 うずら豆の高騰を見込んで大量に買い込んでいたら大暴落。仕方なく白あん饅頭にして売ったら評判になり銘菓となったのですがなぜ成金という名前なのかは諸説あるけど不明なようです。 失敗することは誰にもいつでもあり得ることなのですがそれを次にどう活かして何を為していくのかが大事ですね。そんなことを思いながら美味しく頂戴いたしました♪ シェア Tweet