大切な人をなくされた方のグリーフケアに

2021年3月12日(金)

210312
ご命日から七日ごとにお寺へお参りをされていた方の
七回目の七日である四十九日の法要をおつとめしました。
ご遺族の姉妹は七日参りが終わるのが惜しく感じておられます。

亡きお母さまは信仰心篤く熱心に手を合わせておられました。
毎月お宅へ月参りに伺って一緒におつとめしてお念仏しました。
その後ろ姿をお嬢さまたちは子どもの頃からご覧になっていました。

このたびお母さまの後ろ姿を真似て七日ごとにお参りくださいました。
おつとめの後でお二人にはいろんな話を聴かせていただきました。
時には私がお母さまとの思い出をお話ししたこともありました。

毎週のお参りが心の支えになりグリーフケアになっていたそうです。
お寺に通って手を合わす時間があったのは本当に有り難かった、と。
だから今度からは月命日にお寺へお参りしたいと仰いました。

これまでは毎週だったのが毎月になります。
でもまた一緒におつとめしてお念仏するご縁は続きます。
亡きお母さまはお二人のお気持ちを悦んでおられるでしょう。

七日参りや月参りというのはとてもステキな習慣だと思います。
大切な人をなくされた方にとっても大きなグリーフケアになります。
必要な人にもっと広く知っていただき試していただきたいですね。