念仏と題目の坊さんで語り合うと

2021年3月3日(水)

210303
日蓮宗と浄土真宗と浄土宗の坊さん3人が集まって
一冊の本を読みながら語り合う時間を過ごしました。
底本は平岡聡著『南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経』です。

ただ読むだけでなく気ままに脱線しても良いこともあり
2時間経っても「はじめに」の4ページしか進みませんでした。
でもこの脱線部分が実は一番の醍醐味であります。

もしも自分の宗派を絶対視して譲らないという姿勢なら
主義主張を押し通そうとして語り合うことは難しいでしょう。
それでなくても念仏と題目は歴史的にも色々ありましたから。

でもお互いにお互いが旨とするものを認め合う関係であれば
胸を開いて「実はね・・・」というホンネ話が出てくるので
意外なほどに似た要素がたくさん見つかるんですよね。

このペースで読めばいつまでたっても終わりそうにないですが
途中下車のぶらり旅を楽しむ気分で気長にやっていきます。
そんな時間を共有できる友人たちに感謝しています♪