話すことは放すこと

今回のご相談は、知人の行動が無謀すぎて放っておけないので
それとなく伝えたこともあるけど「大丈夫」という返事は気になるし
なんとかしてあげたいけど本人は気づかないのをどうしたものか、と。

どうやらご自分の中には知人に対する思いが複雑に錯綜しているようで
そこにご自分の今の状況をご自分で納得できていないところもあって
いろんな感情があちこちに暴走してしまっているようでした。

絡み合っている想いを解きほぐせないか可能性を探ってみたところ
頭と心とが違う方向を向いてしまうことにモヤモヤされているようです。
理詰めで考えることがお好きでいらしたので一緒に試行を重ねました。

しばらくお話を続けているうちに「そうか！分かった！」と。
すべては自分に還ってくるというか情けは人のためならずというか。
人のためでなく自分のためというのを念頭にするのが鍵でした。

誰かに説明することで自分の頭の中も気持ちも整理されていきます。
どうにもならないモヤモヤでお困りのときは隣でお話を聴きます。
モヤモヤを「話すことは放すこと」につながりますので。