少しずつ解けていきますように

2021年1月12日(火)

210112
納骨やお仏壇について思案中の方から相談を受けました。
途中から亡き方の臨終で大きな悲嘆を抱えられた話になり
複雑な感情がさまざまに去来して辛い状況にあることを伺いました。

話したいことが途切れるまでじっと耳を傾けていました。
少し間が開いたところでご親族の方が相談に話を戻されたので
お仏壇のご本尊に揮毫したお名号を使うこともある旨を伝えました。

喪主さまは書道の師範で壁に自筆のお名号を掛けておられたからです。
お名号の話を聞いた瞬間にパッとお顔に光が射して輝きだされました。
そこから自筆ご本尊のオリジナル仏壇について話が盛りあがりました。

「あの人への想いを込めて書いたらきっと喜んでくれますよね」
と尋ねられたので「もちろん喜んでいただけますよ」と返事しました。
お名号を開眼するので良いのができたら連絡いただくように申し添えて。

積もれる雪がいつしか解けていくように
複雑なグリーフも少しずつ解けていきますように…