お互いをリスペクトして共存できたら

2021年1月6日(水)

210106
金子みすゞさんは「みんなちがって、みんないい」と詩の中に綴りました。
少し前まではこの言葉を好きだと挙げる人がたくさんいた記憶があります。
でも最近「みんな一緒じゃなきゃいけない」空気感が強い気がしています。

同調圧力が強くなりお互いに監視しあうような閉塞感に包まれて…
感染者を忌み嫌って関係者まで差別して排除していく風潮になり…
なんだかとても息苦しくて生き苦しい状況になったなと思います。

これは今に始まったことではなくてコロナで顕在化しただけです。
前から横並びでみんな一緒を求められ何となく空気を読んでいて。
一定の閉じた世界をつくり異質は追い出して突出すると袋叩きに。

顔の見えない大勢に紛れてないといつどこで何をされるか分かりません。
空気を読んで同じでいることを求められる世の中とか世間は厄介ですね。
自分と違ってもお互いがお互いをリスペクトして共存できたらいいのに…

この年末年始のいろいろな人の過ごし方を聴いてそんなことを思いました。