事情を思えば仕方がないと思えたら
2020年11月27日(金)
先日のご法事は檀信徒さまのご親戚の方に頼まれました。
菩提寺さまがあるのですが今回から頼むのを止められています。
その理由はご法事が終わったあとの話の中で分かりました。
前にご先祖お三方のご法事を頼まれたことがあったそうですが
ご住職さまはお一方のご回向しかお勤めくださらなかったそうです。
事前に確認の電話をしていたのにお寺の中でうまく伝わっていなかったようです。
ご法事にご参列されたご親戚の方も事情が分からず当惑されていらしたようで
何で残りお二方はご回向してもらえなかったのかと訝しんでおられました。
お施主さまはお三方分のお包みを渡されていたのに…と落胆されていました。
お寺に戻ったご住職さまが忘れていたことに気づいて電話をされて
「あとのお二方はこちらで丁重にご回向しておきますから」と言われたそうです。
でもそんなこと言われてもねぇ…というのがお施主さまのお気持ちでした。
もちろん私も意図せず忘れたということはこれまでに幾度かありました。
そのたびに忘れないようにする確認方法を厳重にして気をつけていますし
忘れたことに気づいたその場ですぐに詫びて最大限の応対をしています。
この前の週末から広島ドリミネーションが始まりました。
今年は開幕の催しもなければ点灯式もありませんでした。
少し寂しいですが事情を思えば仕方がないでしょうね。
この「仕方がないかなぁ」と思えるかどうかは大事なポイントだろうと思っています。