グリーフを大切にしつつ歩む

2020年10月27日(火)

201027
コロナ禍が拡大していた頃は出かけにくくて
控えていた方がご供養にお越しになりました。
そのお供えとしてお花をご持参くださいました。

予定通り順調であれば今ごろ会えていたでしょうが
無常の風に隔てられて逢うことはできませんでした。
今はご縁あって新たな命を授かっておられました。

でも最初のご縁もとても大切な存在でしたので
安定している今なら来られるとお参りされました。
その胸中にはいろいろなものを抱えておられました。

大切なものをなくした方にはいろいろな反応があります。
自然な反応や感情なのでゆらぎながら変化するので
責めたい気持ちもあるがままに受け止めていいとお話しました。

丁重に儀式をつとめてグリーフケアについてもお伝えしました。
グリーフを大切にしつつこれからも歩んで行かれることでしょう。
来年のご予定が無事に迎えられるよう願いながらお見送りしました。