お数珠の買い方を尋ねられて 2020年9月1日(火) そういえばお坊さんだったよね、からの質問。いろんなところでふと尋ねられることがあります。今回はお数珠の買い方について聞かれました。 先日お盆に子どもたちに数珠を持たせたら小さかったけど以前に数珠は何でもない時に買ったらいけないと聞いたことがあって都市伝説みたいな話だけど、本当のところはどうなのか・・・ 何でもない時に買うのがよくないということであればどういう時ならよいということになるのでしょう。寡聞なのか私はそんな話を聞いたことはありません。 「夜に爪を切ると親の死に目にあえない」「夜に口笛を吹くとドロボウに入られる」言い伝えや都市伝説的な話には何らかの理由があるのでしょう。 数珠を買うことで何かよくないことが起こるということを信じたいのであれば平時に買うのを避けたほうがいいでしょう。でも気にしないで構わないのであれば買ったらいいと思います。 個人的には同じ買うのであれば長く大事に使えるものを選んで欲しいですね。急ぎでないのなら本山にお参りした帰りに記念で珠数屋さんに寄るとか京都や奈良に旅行した記念にお土産で買い求めるとかも有りでしょう。 言い伝えでも都市伝説でも何となく気になる言い方をされたときにはまず自分の頭で「それってなんでかな?」と考えてみるのをおすすめします。自分で選んだ理由が確かにあれば、信じても信じなくてもいいのですから。 シェア Tweet