大切な家族の一員にもお盆のご廻向を

お盆の棚経で伺ったお宅の仏壇に遺影と遺骨が置かれていました。
お仏壇の棚を出してこうして一緒にお祀りしても良いかと尋ねられました。
聞けば大切な家族のひとりで17年の生涯をこの７月に終えたそうです。

気持ちとしてはここで一緒に手を合わせてやりたいと思っていらっしゃいます。
むしろここに安置してから以前よりも手を合わせるようになったくらいだとか。
入口はこの子かもしれませんがご先祖さまにも手を合わせてくださっていました。

棚経ではこの子の名前も一緒に加えてご廻向をいたしました。
他のお宅でもお仏壇の前に遺影やお供えがあったのでご廻向しました。
こうした子たちもお盆のときに廻向をしてもらえるのは嬉しいそうです。

お寺でも大切な家族の一員限定の合同お盆法要を検討してみます。