安堵感と不安感で落ち着かない

2020年7月10日(金)

200710
寺報と盆施餓鬼法要の案内と棚経の案内を入れた発送が終わりました。
フェイスブックの思い出機能によると昨年も今日くらいに送っています。
もっと早くに出したかったのですが急な法務が続いて延び延びになりました。

でもお寺だよりの発送を終えたばかりで不安な気持ちにもなっています。
新型コロナウイルスの感染者が東京で過去最多の243人だそうですし
広島でも数日前より感染が確認されはじめ今日は一気に4人と発表されました。

今日からプロスポーツは上限5,000人ですが試合観戦できるようになりましたし
8月1日からは収容人数の半分まで入場することができる道筋となっています。
県をまたいでの観光振興も徐々に緩和されて8月1日に本格解禁の予定です。

世の流れは感染予防に注意しつつ様々な催しを行う方向に舵を切りました。
そこにきて第2波が押し寄せてきているような状況になりつつあります。
世の流れと実情の両方を考えるとお寺での催しをどうするかは悩みますね。

灯り続けている明かりを灯し続けるのに必要なエネルギーに比べると
一瞬でも消えてしまったものを再び灯すには途方もなく大きなエネルギーが必要です。
来年になると「去年なかったから今年も止めておこう」という人が増えるでしょう。

「今年に限り見送り」とすれば来年はまず火を起こすところから始めなければなりません。
そのことを思うと感染予防に最大限に努めつつ規模を縮小してでも執り行いたいですね。
もちろんご参詣の皆さまが少しでも不安に感じないよう準備したうえで、です。

お寺だよりを送り終えた安堵感と第2波の兆候らしい不安感が混ざり合って落ち着きません。。。