何かを言う必要はなかったかもしれないけど

2020年7月8日(水)

200708
新型コロナウイルスの影響が出始めてから病院には入るのが難しくなっています。
息を引き取る間際になってごく身内のみ限定的に許されたところもあったようですが
入院されたらたとえ家族であっても面会させていただけない所がほとんどでした。

先月くらいから少しずつ面会が限定的に一部でゆるされるようになって
容態が少し持ち直してきてようやくご主人に面会させてもらえるようになったのに
転院することになって次の病院では面会が許してもらえなかったという話を伺いました。

転院先で急に容態が悪化して意識がなくなっても会いに行かせてもらえなくて
もう間もなく息を引き取りそうだという間際になってやっと会わせてもらえたそうです。
コロナがなかったらもっとお側に付き添っていられたのに・・・と悔やんでおられました。

コロナ禍のためご主人にできなかったことがとても心残りで自分を責めていらっしゃるし
ご主人が亡くなられたので自分がしっかりしなきゃいけないとおっしゃっていらしたので
思わず「頑張らなくていいです、もっと周りを頼っていいんですよ」と申してしまいました。

ご自分を責めてはダメとは言えませんが責めることで余計に辛くなって欲しくないし
頑張ることで自分が持ちこたえられるのかもしれませんが倒れてしまわないか心配だし
何かを言う必要はなかったかもしれないけど・・・ポロッとこぼれてしまいました。。。

少しでも安らかで穏やかな時間を持てるようでありますようにと願っています。