火葬場の最後のお別れで

2020年6月16日(火)

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火葬場では炉に棺を入れる前に最後のお別れの時間を持ちます。
棺の蓋を開けてご遺族が亡き方のお顔を拝まれるのですが
先ごろは車椅子をお使いの方には棺が高すぎてお顔を拝めませんでした。

葬儀場から出棺する前にもお花を入れてお別れされていましたので
火葬場ではもうお顔をご覧にならなくて結構だとおっしゃいましたが
車椅子をお使いの方にもお顔を拝める高さにできたらいいですね。

小さなお子さまがいらっしゃる時にも顔よりも高くて拝めないことがあります。
棺を運ぶ台車はボタン操作で棺の高さを上げ下げできる仕組みになっていますので
もっと棺を低くすることができないものだろうか・・・と思いました。

世の中いろんな場面でバリアフリー化されてきているのですが
細かなところではまだ残されているものごとがいろいろとあります。
火葬場の最後のお別れも多くの人にやさしいつくりになって欲しいものです。

先日訪れた山手にある火葬場の駐車場が使用できなくなっていました。
植栽の芝生が掘り返されていたのはイノシシが荒らしたのでしょうか。
ミミズを探してやったことでしょうが共存共栄はなかなか難しいものですね。