言葉の響きから受ける印象

2020年4月24日(金)

200424
このところ繰り返し耳に飛び込んでくるカタカナ表現がいくつかあります。
オーバーシュート、クラスター、ロックダウン、パンデミック・・・
あえてカタカナを残して「それって何?」と注意喚起させたかったのかも知れません。

それらに加えてソーシャル・ディスタンスという言葉も最近よく聞きます。
某所で英語の放送で言ったあと日本語で「社会的距離を保つ」と放送がありまして。
確かに直訳だとそうなりますが何だか排他的な感じがして違和感がありました。

人と距離を保つとか密集しないとでも意訳しないと伝えたい意味がおかしくなりませんかね。
最近では英語でもフィジカル・ディスタンスと言い回しが変わっているとも聞きます。
それこそ密接や密集や密閉の三密を避けると敢えて言うのでもいいのでは、と思います。

近くの草むらに鮮やかな黄色の花が咲いているのがパッと目に飛び込んできました。
人によっては雑草と表現されるかも知れませんが野原でなくても野草という方がいいと思います。
言葉の響きから受ける印象はとても大きいので表現の仕方には注意しておきたいものです。