垂らすのは小さな水の滴りで 2020年1月28日(火) 小さな水の滴りも積もり積もれば大きな器に満ちていく。水面が揺れる波紋までは写し切れませんでしたが。いろんな譬えに使われる表現を視覚化したような装飾を見かけました。 小さな差異も少しずつ積もるうちに他所が真似できない差になる。メルカリの山田進太郞社長がカンブリア宮殿で語っていました。GAFAの一角のamazon社も同じ戦略で成長したそうです。 お寺やお坊さんも似たようなところがあると思います。お寺と世の中の人たちのお付き合いが変わりつつあります。何かしらの差異を感じてもらえるようであるのは必須でしょう。 一方で昔からお付き合いのあるお檀家さんとの関係性も大事です。あまりにも急激な変化は特にご年輩の方には歓迎されないことが多くて。意図した差異のために疎外感や距離感が生まれるのは本末転倒になります。 いろいろとお寺の将来を考えて進めている計画がありまして。お世話をくださる皆さまにご相談する機会があったのですが。首を縦に振っていただくには出直しが必要でした。 水の滴りを大きくしたくなるけど小さいくらいがいい・・・と改めて実感して噛みしめています。。。 シェア Tweet