会えなくても存在を感じること

2020年1月13日(月)

200113
一昨日の夜に見上げた満月は大きな暈(かさ)を被っていました。
満月はくっきりとしていましたが写真を撮る技術が足りなくて・・・
でも写真だと目では気づけなかった薄い雲がかかっていたことがわかります。

「元々年に一度しか会ってなかったからまだ亡くなった気がしない」
一周忌のご法事にお参りされた方がおつとめの後におっしゃいました。
男親と息子とでは平素あまり会話する機会もないからかも知れません。

遺影写真を囲みながら撮影された場面の話で賑やかに盛りあがられていました。
というのもお葬儀のときはバタバタでひとまず見つかった写真を遺影にされていました。
しかし少し落ち着いてからにこやかに微笑んでいらっしゃる写真が出てきたそうです。

今回その新しくした遺影写真をお持ちでいらっしゃいました。
もうじきお子さまのお一人がめでたくご結婚されるそうです。
その時にもこの遺影写真を同席されるご予定とのこと。

大切なご家族を偲んで皆さまが語り合われているご様子はとても心が温まります。
今度のご結婚式もきっとお写真のように微笑んで見守ってくださることでしょう。