来し方と行く先を眺める

2019年12月19日(木)

191219
お悩みを抱えた方からの相談を受けることがあります。
一度きりの人もあれば数を重ねられる人もいらして。
しばらく振りでお話を聞かせていただくことがありました。

人生の岐路に遭遇して進むべき道を悩まれていらっしゃいまして。
ご自分で選ぶ道を決めたというご報告をお聞かせくださいました。
でも道を歩み始めるにあたりもう一つお悩みがあったのです。

悩まれている状況をお話しくださったところで質問を受けました。
こういうとき仏教ではどのように考えることができるものかと。
いくつかの可能性をお伝えしたところ心を決められました。

道に迷ったときは来し方と行く先をしっかり眺めるのが肝心です。
どの道を進んでも次々と新たな岐路に遭遇することになりますが大丈夫。
目的地が定まっていたら常に進みたい方向を見定めなおすことができますので。