空からも祝福される嬉しさ 2019年11月12日(火) 気になっていた映画「マチネの終わりに」を昼から観てきました。人生とか運命とか欲望とか岐路とか選択肢とかいろいろ重なった話です。先ごろ頂いた招待券をさっそく使わせていただいた帰り道のことでした。 ふと空に浮かぶ鱗雲を見上げたら頭上に大きな虹が出ていました。彩雲ではなくて虹のようですが普通に見るのと逆向きアーチの虹です。しかも虹の七色も幅広で色が鮮やかでくっきり分かれていました。 後で調べると「環天頂アーク」とか「逆さ虹」と言われている現象でした。とても珍しい虹で太陽高度があまり高くない時でないと見られないようです。しばらく歩きながら上をちょくちょく見上げていましたが5分くらいで消えていきました。 映画の最初のほうで主人公・蒔野聡史がこんな感じのセリフを言っていました。「変えられるのは未来だけだと思い込んでいるけど未来は常に過去を変えている」映画の重要な鍵となっていたこのセリフは観た後も深く印象に残っています。 先日の映画の招待券も今日の逆さ虹も祝福されていると思うことにします。どちらも偶然が折り重なってのことですが何かの運が働いてのことかも知れません。でも未来に書き換えられないよう今日の嬉しさを深く深く記憶に刻むことにします。 シェア Tweet