臨床仏教公開講座の聴講に

2019年11月5日(火)

191105
臨床仏教公開講座関西第2期の第3講を聴講してきました。
佐々木閑先生による「釈尊の救いと方便 〜対機説法の力〜」です。
生での佐々木先生の講義を聴いたことがなかったので是非にと参加しました。

仏教学の概論から入るような語り出しですがちゃんと繋がっていました。
大前提としての仏教の世界観を聴いたうえでの苦しみと悲しみと利他について。
非常にわかりやすい喩え話を挟みながらとても面白く興味深いお話でした。

「仏教の基本の一つには「人の死」をどう扱うのかということがある」
「年を重ねて老いることにも素晴らしさがあり「死」にも意味がある」
「どう考えていいかわからない問題は一番の原理原則に戻って考える」

今からでも佐々木先生に仏教学を教わってみたいとつくづく思いました。
なかなかそれは難しいので自分でも仏教学を学び直して理解を深めていきたいです。
もちろん佐々木先生のおっしゃる視点を持ちながらという前提つきで、ですが。

臨済宗の方や花園大学で学んでいる学生さんたちがうらやましいです。。。