触れてはいけないものに触れたら

2019年11月2日(土)

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誰の言う言葉を仰いで信じるのかというのは悩ましく難しいことです。
問題なのはその言葉をどのように受け止めてどう信じるのか、でして。
さらに問題なのは信じるのが難しいときどうするか、だと思います。

自分が信じていないことをもっともらしく言うのは問題ですが。
信じられないからといって都合の悪い箇所を読み替えてみて。
都合が悪くないところだけで語るのもよろしくないことでしょう。

一般的に科学的な考え方と相容れない言説は疑うのが当たり前でしょう。
でも宗教的なテキストにはそうしたものがたくさん含まれています。
とはいえ科学的な思考方法では解明できていないことも世の中には多いのですけどね。

何を仰ぎ何を信じるのかというのは宗教的テキストには難しいものが多いです。
だとしてもそれは自分自身の思考方法を基準にしてみての話でしかなくて。
無意識で装着している幾つもの余計なフィルターが邪魔をしているだけだったりします。

そのフィルターが必要ないものだと分かれば外せばいいだけのことですが。
外すというのが難しいことも多いので最後はそのまま信じ込むのも有りでしょうね。
少なくとも仰ぐべきお祖師さまの言葉はそのようにすべきだろうと思います。

仏前で別のことにふと気を取られた一瞬に衣の袖に小指くらいの穴が・・・
袂が机に当たって袖が膨らんでしまい手元にあった灯明に触れてしまいました。
右袖外側の手先に近いところで目立つのでお直しを頼んだほうが良さそうです。。。