千行の涙で惜しまれて送られる

2019年9月12日(木)

190912
あるお葬儀でのことでした。
式場で最後のお別れにお花を入れていくうちに涙されるようになり。
棺の蓋を閉じるころにはご遺族の中に号泣される方も出てこられました。

亡き方への親愛の情がこれほど深かったとは想像ができていませんでした。
思わず一緒に最後にお念仏を唱えるとき涙が浮かんできそうになりました。
というのもお通夜やお葬儀の前までは全くそんなご様子ではなかったでしたから。

皆さんに心から惜しまれて送っていただけるなんてお幸せな方だと思います。
千行の涙で送り出されるお姿はご参列の皆さまにも素晴らしい人生のお手本でしょう。
自分自身のときも惜しまれて送ってもらえるような人生の歩み方をしていきたいものです。