ペット供養〜エンディング産業展より〜

2019年8月26日(月)

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今年のエンディング産業展で増えたと感じたのがペット関連のモノです。
昨年までも手元供養であったり遺骨の骨壺を家に置いておくモノはありました。
今年はさらに種類がグッと増えるだけでなくお位牌など新しい提案も増えています。

いろんなブースで出展されている方に声を掛けて需要や状況を聞いてみました。
みなさんおっしゃるのが「ペットと言いつつも大切な家族の一員」ということです。
結構な割合で子どもやご主人よりも愛おしいという話に大きく頷かれていました。

このたび目についたお位牌をみると名字は自分たちと一緒で◎◎ちゃんとなっています。
さすがに戒名までは授からないようですが俗名で葬送された方と同じつくりですね。
動物の種類がわかるような飾りや図柄が入っているのがペットらしさの名残でしょうか。

一方で、ペットのお骨をどのように供養したらいいかというのは悩ましいようでして。
気持ちとしては自分と一緒に埋葬して欲しいけど人間のお墓には入れてもらえなかったり。
自分たちのお墓もないのにペットのためのお墓を構えるのがあまり乗り気じゃなかったり。

ペットのお骨の行方についてご供養の可能性はまだ模索が続いていくだろうと思います。
墓地の一角に合同墓形式というのが一般的でしょうが納骨棚というのもアリでしょうし。
大切な家族の一員として一緒に入れる納骨棚というのが増えていくのも遠い先ではないでしょうね。