隙間時間用の本を

2019年7月6日(土)

190706
昨日も空しく夜を迎え、今日もまた空しく朝を迎えた。
このうえ幾たび夜を迎え、幾たび朝を迎えるのだろう。
元祖さま法然上人が遺されたされるお言葉の一節です。

電車の中ではスマホを手にしている人が多いですね。
あっちでもこっちでも寸暇を惜しむように触っています。
本を開いている人は絶滅危惧種並みに遭遇率が低いですね。

学生の頃は電車に乗ると貪るように本を読んでいたのが懐かしいです。
あまりに没入しすぎて降りる駅を何度乗り過ごしたかわかりません。
大きな駅には本屋があって眺めて回るのも楽しかったことが思い出されます。

当時を振り返るとスマホがなくて良かったなと思います。
スマホひとつで音楽を聴いたり動画を見たりゲームができていたら・・・
娯楽的に読んでいた本に取って代わっていたような気もします。

でも今振り返るといろんな本を読んだおかげで得たものはたくさんあります。
最近あまり読めていないから余計にそう思ってしまうのかも知れません。
電車の中の生徒さんを見て隙間時間用の本を処々に置いておこうかと思いました。