時間も手間もかけて支度しています 2019年6月20日(木) 来週月曜日は年に一度の古式写経会の日です。それに向けて少しずつ支度を整えています。今日は写経で使う覆子(ぶくす)を作り終えました。 薄めの奉書を半分に裁断して折り込み穴をあけます。その穴にゴム紐を通して結んだら出来上がりです。役目はマスクと同じですが一つずつ手づくりしています。 古式写経会では仏前で清められてから写経の用紙を渡されます。その写経用紙に息を吹きかけないために覆子を着用してもらいます。そこまで整えて勤しむ写経はあまり体験されることがないでしょうね。 効率の良さや手軽さの利便性が蔓延した世の中ですが。昔ながらの良さはお寺にはいろいろと残されています。時間も手間もかけてモノをつくるということを大事にしたいですね。 シェア Tweet