空中通路を抜けると不喜足大欲の世界が

2019年6月19日(水)

190619
次の金曜日にリニューアルオープンするお店の内覧会に寄せてもらいました。
紙屋町交差点の西側にそびえ立つツインタワーのエディオンさんです。
4階には東館(旧本館)と西館(旧新館)をつなぐブリッジがありました。

ビルをつなぐ構造物というのは建築的には厄介なモノなんですけどね。
でも何故か道路の上に架かる空中の通路にはとても惹かれてしまいます。
オープニングに備えての風船飾りが特別感を一層引き立たせていました。

ロンドンのロイヤルオペラハウスの夢の架け橋は外から見ただけでしたが。
広島の架け橋は実際に眺めを堪能しながらゆったりと通り抜けてきました。
おかげで道路の上空に浮かんで街を眺めているような感覚を堪能できました。

この通路のすぐ近くにはとても魅惑的な商品が展示されていました。
60年経っても色褪せない「ボール・チェア」に触発された音響機器です。
球体を卵型に変形させた中に11.2chスピーカーを組み込んだ「VRS-1」です。

一人で籠もりきれるオーディオ・ルームみたいで臨場感は最高でした。
しかもなかなかの座り心地でうっかりすると寝落ちしそうなくらいです。
ただしお値段が7桁弱ですから夢のまた夢のまた夢の彼方の逸品ですね。

目に触れることもなく知らなければ物欲に火が着くことはないのですが。
新しい商品を目にするとあれこれと欲しいモノが増えていきまして。
欲を少なくして足ることを知るというのは難しいことだなと感じています。。。