娑婆の世界ゆえに耐え忍ばねば

2019年6月7日(金)

190607-1
マツダスタジアムで初めて正面砂かぶり席に立ち入ってきました。
強めの風が吹くと本当にグラウンドの砂が舞って飛んできます。
ソフトバンクホークスとの交流戦を間近で観戦させていただきました。

楽しみにしていた一つめ柳田選手を間近で見るのは残念ながらかないませんでした。
楽しみにしていた二つめカープが勝つのを見るのも残念ながらかないませんでした。
さらに残念だったのは間近でリアル中﨑劇場の悲劇編を鑑賞させられたことでした。

白河法皇が嘆いて呟いた言葉が平家物語の中でツイートされた場面が脳裏に浮かびました。
「賀茂川の水、双六の賽、山法師。これぞ我が心にかなはぬもの」と。
今夜の気分をボヤくなら「ギータの不在、中﨑の劇場、緒方の頑固さ」ですね。

まぁこの世は娑婆ですから思うようにならないことだらけな訳でして。
心に反してかなわないことを耐え忍ぶのも世の習いといいますか。
凡夫には心安らかに勝利に執着しない諦めの境地にいたる道のりは遠いです。