令和の「令」が珍しい書体だったため 2019年5月3日(金) お釈迦さまのご降誕からほぼ1ヶ月後に花の祭典が始まりました。大きな音と大勢の人出でお寺の周りは大変なことになっています。そのため今年も今日から3日間はお寺での法務を受けていません。 それでも急な法務は飛び込んでくるものでして。昼から出向いておつとめをしてきました。日付を書こうとしてはたと気づいたことがあります。 初めて令和と墨書することに際して令和の「令」をどう書くか。菅官房長官が掲げた筆文字が珍しい書体だったんですよね。明朝体やゴシック体なら良いのですか楷書体では見かけない字形でした。 下が「叩」の右側みたいなのですが止め方は「行」の偏みたいでして。パソコンで楷書系の文字ではほとんど出て来ないようですし。筆で書くだけなら問題ないですが印刷物をつくるには厄介です。 写経の下書き印刷用の文字で使うにはイラストレーターでつくるしかないですね。他にも平成から令和に変えないといけないものがいくつかあるんですが。楷書体の文字フォントごとにつくり変えるのは面倒ですが仕方ないわけで。 旧来の楷書の「令」でも良いということだそうですが。こういうところをそのまま放置したくない性格でして。平成を令和に直すモノごとに頭を抱えることでしょう。 シェア Tweet