昨日も今日も明日も今の瞬間を

2019年4月30日(火)

190430
「今日をもち、天皇としての務めを終えることになりました」
今上天皇陛下が「退位礼正殿の儀」で述べられたおことばの冒頭です。
陛下はどのようなお気持ちで最後のおことばを述べられたのでしょうか。

平成が始まったのは冬休みに友人と出かけていたスキー場でした。
当時の小渕官房長官が平成の額を掲げた姿は明確に覚えています。
でもこれといって特別な感慨は全くなかったですね。

この世は何ごともはじまりがあれば必ずいつかおわりの刻を迎えます。
でも今日で何かが終わって明日から何かが始まるかどうかは自分次第。
何かを始めたいとか終えたいのならいつでも直ちにやれば良いわけで。

今の瞬間は自分が生きてきた歴史の最先端であり。
時間は常にたゆまずに流れ続けていくのですから。