大切に受け継いで使い続けていく 2019年3月28日(木) お宅へおつとめに伺った先で出逢ったステキな仏具です。何よりも年代モノの木魚に添えられた倍(ばい)が素晴らしくて。傷んだ箇所を直して使い続けてくださっているのが最高です。 というか金属筒をはめて補修されたおかげで今の打ち心地が非常に快適です。どうやらお子さんが小さい頃に思いっきり木魚を打ったときに折れたそうで。それをお祖父さまが器用に細工を施して再び使えるようにされました。 その金属の筒は傘の柄を転用したものらしいのですがピッタリはまっています。長さが10センチくらい短くなったとのことですが聞かなければ分かりませんし。短くなったおかげで打ち下ろすときの重心の具合が何ともいえぬ良い感じです。 壊れたら直ぐ新しいモノに買い換えるのではなくて直して使い続けていく。年代モノの仏具を大切に受け継いで使い続けていらして誠に有り難いことです。手を合わす後ろ姿を拝んでいただいて信心も受け継いがれていくことを願っています。 シェア Tweet