最も美しく咲ける場所は 2019年3月9日(土) 一昨日に寄せていただいた中目黒の正覚寺さまのお庭の一角です。集いの会場となっていた書院から広い中庭が望めました。東京都心ながらも中庭の奥には滝が流れていて大変に驚きました。 水が滴り落ちる手水鉢には前夜からの雨に散った白梅の花びら。その奥には屋根に苔生した石灯籠が沿うように佇んでいて。すぐ外には大都心の喧噪が繰り広げられているとはとても思えません。 羨ましく思う気持ちに一瞬駆られましたがきっと実際は大変でしょうね。広大な境内に幾つものお堂に幾つもの会館があるわけでして。維持管理にも清掃にも多くの人が関わっておられることでしょうから。 雨に濡れそぼるからではありませんが隣の芝生は青く映ります。でもその真っ直中に身を置いていたら青く映らなかったりもします。置かれた場所で美しく咲くのが実は最も美しく咲けるのだろうと思います。 シェア Tweet