せっかく大画面で映像を用いるなら

2019年3月4日(月)

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今日のお葬儀ではおつとめの後で写真からつくった映像が流されました。
都合により式場の外で待っている間に映像を拝見させていただくことになりまして。
昨年末にNHKのプロフェッショナル・仕事の流儀で放送された高橋卓志さんの特集にあったような感じです。

在りし日のお姿を回想して偲ぶ時間を持てるのはとても良いものだと思います。
今日の映像に合わせて流れていた曲は小田和正さんの「言葉にできない」でした。
個人的にはステキな歌詞でとても素晴らしい歌だと思っているのですが・・・

なんというか・・・お葬儀の後で偲ぶ場面で聴くには・・・どこか違和感を覚えたのです。
浄土宗のお葬儀の後であれば「光明摂取の御和讃」がピタッときやすいように思います。
あるいはさだまさしさんの「いのちの理由」も法然共生イメージソングでもあり良さそうです。

実はそれ以上にスクリーンが降りてきてご本尊さまが隠れたのは何とも残念でした。
そのあたり配慮というか気遣いがもっとしていただけたら有り難いのですが・・・
余計なことと思われそうで直接申しあげるわけにもいかないといいますか。。。

で、結局はそろそろお寺でも大画面で映像を用いることを検討したほうが良いご時世なのかも・・・と感じたのでした。