幼子に授ける法名

2019年2月22日(金)

190222
小さなお骨壺を納骨なさった方がいらっしゃいました。
これまではお宅に安置されていたのだそうです。
お話を伺うと浄土真宗で法名を授かっていらっしゃいました。

このたび納骨なさった方には下に孩児と置き字がありました。
一般的には釋●●という三文字になるということを聞いています。
幼子でいらしたということなので敢えて置き字をされたのかも知れません。

当歳でしたら死産でしょうから●●水子とすることが多いと思います。
乳飲み子を嬰子や嬰女と置き字したり2〜3歳くらいまでを孩子・孩女とお授けしたりします。
そのように受け止めていましたので今回の法名は珍しく感じました。

もちろんお授けするお坊さんによっていろいろと変わることはあります。
一応は決まりがありますがお授けする側の自由度があるといいますか。
それだけにお授けするときには説明もうしあげることが大事だなと改めて思いました。