年を重ねるうちに似ていくと言うけれども

ご法事が終わった後の雑談中にご主人が奥さまにおっしゃいました。
「このごろすっかりお前もお義母さんそっくりになって来たのぉ」と。
風貌もですが食事のしかたや好みなどが段々と似てこられているようです。

先ごろお檀家さまから師僧である父がその師僧である祖父に似てきたと言われました。
その時は何だか有り難く感じて「そうですか」と思っただけだったのですがご法事の時にドキッとしました。
そうです、私自身も年を重ねるうちに師僧である父に似つつあるのだろう・・・と。

決して完全否定はできませんが素直に喜ぶ気持ちには・・・申し訳ないですが。。。
風貌はある程度似ていくのは自然の摂理でしょうが・・・普段の様子も、となると。。。
似たくない習慣は敢えて強く意図して似ることがないように心がけています。

でも・・・自分のことは自分が一番わかっていないと言います。
当人が気づかぬまま意図せず不本意に似てしまうところもあるのでは・・・と。
改めて自分の素行をもっと気をつけて意識して観察せねば、と思ったのでした。