平安・平和への祈りにて 2018年11月22日(木) お釈迦さまのご在世に遇えなくて教えを直に聞けなかったのは悲しみなり・・・でも仏の教えに遇えて生死解脱の道を聞けたのは何というご縁であろうか・・・とおっしゃった法然さまのお言葉が頭に浮かんでくるご縁がございました。 いまは観音菩薩の化身であるダライ・ラマ法王14世さまのご在世です。本日ありがたいことに福岡の東長寺さまで同じ祈りの場に身を置くことができました。熊本地震・九州北部豪雨・西日本豪雨・北海道地震の犠牲者のための祈願法要とご法話の席です。 法要の最初は法王さまとチベット僧の方によるチベット語での法要が営まれました。次にご参集のお坊さんと皆さまとご一緒に般若心経を読経した後にお念仏と観音さまの陀羅尼をお唱えしていました。続いてのご法話で法王さまは犠牲者が阿弥陀仏の極楽浄土へ生まれるよう祈る願文を唱えたとおっしゃいました。 子どもの頃からこの阿弥陀仏の極楽浄土へと生まれるよう祈る願文を唱えているから馴染み深いともおっしゃいました。生ける観音菩薩さまに遇えて阿弥陀仏の極楽浄土へ生まれゆく祈りを聞けたのは何というご縁でしょうか。誠に尊きご縁を頂戴することができたことを有り難くかみしめ仏道に一層精進して参りたいと願いを新たにしました。 シェア Tweet