つるべ落としのもの悲しさにも
2018年10月29日(月)
秋の日はつるべ落としというほどに日が短くなってきています。
夕暮れ空を見ると何となくもの悲しさを感じてしまいます。
大切な方を亡くされた方にはとても辛い季節に感じることがあります。
春も昼と夜の長さは同じはずなのですが春はそうした感じを抱かないのに。
秋から冬に向かう頃に抱くのはしだいに寒くなりつつあることも影響しているかも知れません。
それ以上に独りで過ごさねばならない夜の時間が長くなっていくことが寂寥感を強くさせるように思います。
夕陽が沈んでいったその先には阿弥陀さまの極楽世界があるとお経に説かれています。
仏縁をいただいていらっしゃる方は自然とその感覚を受け入れていらっしゃることが多いです。
その感覚をお持ちでしたら最後は仏さまにお任せしようという想いを抱いていらっしゃることも多いです。
そんなお話しをお聞かせいただくご縁は本当に尊く有り難いことです。
そうやって仏縁を結び仏さまに手を合わせていらっしゃる姿を見せていただけることも。
いつか私自身も同じような想いになることがあるかも知れません。
もしそうした時が来たら見せていただいてきたお姿を思い出すことでしょう。
そして手を合わす心を自然にスゥッと進めてくださることでしょう。
大切なお話に触れたりお姿を拝ませていただけるご縁を心より有り難く感じています。