2時間ちょっとの現実逃避に

2018年9月14日(金)

180913
先日、久しぶりに映画感へ足を運んできました。
何となくその日の気分で選んだのは「検察側の罪人」です。
ゆったり席が前2列しか残っていなかったので最後列のカウンター席に。

オープニング映像が煌びやかでもあり幻想的でもあり、これは一体どこなんだろう、と引き込まれ。
冒頭のスピード感ある展開やハリーポッターの魔法省みたいなファンタジー感があるシーンが続いて。
オォッと思ったりワクワクするような映像が最初の頃だけでしたが楽しめました。

物語的には「何をもって正義というのか」とか「正しいのは誰の何なのか」など考えさせられます。
俳優陣はキムタクやニノよりも松重豊さんの怪演っぷりには大いに魅せられました。
でも映画というより2時間ドラマを観たようなちょっと物足りない感が残ったという印象です。

原作と映画の違いがわからないのですが、何とも中途半端だったなぁというか。
元の物語が壮大すぎて映画化すると切り捨てられたものが多かったのかと穿って考えてみたり。
そのあたりは雫井脩介さんの原作がどうなっているのか気になる作品でした。