納骨仏壇は良いですね

2018年5月17日(木)

180517
「姉の納骨に行きたいのですが、いつだったら良いですか。」
面倒を看ていらした妹さまから連絡を受けていました。
四十九日を終えてご遺骨を持ってお寺の納骨堂にいらっしゃいました。

ご遺骨と一緒に法名を記された包みをお持ちでした。
浄土真宗のお寺さまがお葬儀をつとめられておられました。
釋の下に二文字が授けられた法名で納骨のおつとめをしました。

戒をお授けしてお送りできなかったことがとても残念に思います。
ご主人と同じく六文字になるように戒名をお授けしたかったです。
でも法名を授けていただかれていますので、そのままでおつとめしました。

熱心にご主人の墓所にお参りくださる方でいらっしゃいました。
納骨仏壇の中でご主人と隣同士にお骨壺を納めさせていただきました。
納骨のおつとめではご主人も一緒にご回向をいたしました。

納骨に来られた皆さまが「こういう納骨仏壇は良いですね」とおっしゃいました。
険しい坂道を登る必要もないし、埋没しないよう草刈りをしなくてもいいし、と。
40年前には時代を先駆けし過ぎていた納骨仏壇が、今では好まれるご時世です。

「私もここに入れてもらおうかな、姉と一緒に」とつぶやかれました。
先のことはわかりませんが、口にされたお言葉通りになるかも知れません。
「もしご縁がございましたら、お納めいたします」とお応えいたしました。