朝だけ咲く睡蓮のようにゆったりと

2018年4月5日(木)

180405
仏跡を巡る旅の時間はあっという間に終わりました。
非日常の異世界の余韻に浸る間もなく現実世界へ引き戻されました。
とはいえ撮り溜めた写真を見ると切り取った画に記憶が蘇ります。

お経には仏さまのお浄土には蓮の花が咲いていると説かれます。
阿弥陀さまの極楽浄土では青や黄や赤や白の蓮が花開いている、と。
睡蓮と蓮は違いますがアンコールワットの睡蓮からお浄土の蓮を連想しました。

この睡蓮は朝早くから花を開くのに昼になると花を閉じて蕾に戻ります。
花なのに人間のように睡眠をとるみたいだから睡蓮と言われているとか。
休みながら何度も花を咲かせるというのは魅惑的でもあり羨ましくもあります。

慌ただしい時こそ睡蓮のように休みつつ花を咲かせるくらい心はゆったりとして居たいものです。